清泉女子大学

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留学?国際交流

ロンドン大学への留学

2023年に協定校である英国のロンドン大学に留学しました。世界情勢を肌に感じながら、ロンドンの中心部で学び、同時に大好きなミュージカル作品もたくさん観ることができました。

留学準備

清泉女子大学では、1年生から取れる長期留学の準備講座があるので、それを受講し、スピーキングやライティングの練習をしながら、クラスメートと楽しく準備しました。英国留学では、事前にIELTSの基準スコアを満たす必要がありましたが、規定のスコアより高いものを取得する、という目標に向けてモチベーションを持って勉強できたので、留学前から自身の語学力向上などの成果が感じられました。SOASに到着すると語学力だけでなく、歴史や社会問題などについての知識も必要なので、日々予習復習に励みました。

シスターたちと交流した楽しい寮生活

滞在は大学の外の女子寮にしました。スペイン系カトリックのシスター方が運営しているとても素敵な寮です。写真は、シスター方、寮の友人たちと近所の教会で行われているユースコミュニティに参加した帰りに撮ったものです。この活動に積極的に参加したことにより、大学外の様々な人たちとも交流を深めることができました。シスター方は折に触れて暖かくはげましてくださり、安心して過ごすことができました。この寮で出会ったシスター方、友人たちとは今でも連絡を取り合っています。この寮を選んで本当に良かったと思っています。

肌で感じた世界情勢

着いてすぐ、ウクライナから来た学生とルームメイトになりました。ウクライナでの問題については、ニュースでよく目にしていましたが、実際に戦争から逃げて英国の大学院に入学した方と暮らすことによって、現在起きている戦争や、戦争が及ぼしている影響について実感しました。また、大学内では、パレスチナ支持派の人達によるデモ活動が毎週行われており、大学の外でもデモの参加呼びかけポスターが貼られていたり、支持者たちの大規模なデモや集会が行われていたりと、不安定な世界情勢を肌で感じました。

とにかく濃い半年間

私がロンドンに留学、滞在した期間は、たった6か月半という短い時間でしたが、本当に、本当に濃密な時間を過ごせたと思います。寮のシスター方、友人たち、大学の友人、街や旅行先での出会いはかけがえのないもので、積極的に彼らと関わることができて本当に良かったし、自身の内面的成長にも繋がったと感じています。
また、現地では、趣味である観劇にもたくさんの時間を費やすことができました。演劇、ミュージカル、バレエやオペラなど、様々な作品を計20本以上観ることができ、卒業論文のテーマのヒントに繋げることができました。

3年後期で留学に行くということで、就職活動をどうしたら良いのか不安でしたが、現地から何度かWeb説明会に参加したり、キャリアサポート課の方と連絡を取り、今後のアドバイスをいただきながら進めることができ、帰国後すぐ無事に内定をいただくことができました。特に3月は、現地大学の学期末試験期間と重なってしまい、その状況の中就職活動をすることは大変でしたが、この両方をこなし、乗り越えることができたことは、自身の大きな強みになったと感じています

この記事を書いた人
しほ

英語英文学科 4年