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留学?国際交流

ASEACCU 2024

2024年8月20日から23日までオーストラリアンカトリック大学(オーストラリア?シドニー)にてASEACCU(東南?東アジアカトリック大学連盟)主催による国際学生会議が開催され、学生2名、教職員2名を派遣しました。本学では2002年からコロナ禍を除き継続的に学生を派遣しており、派遣学生は応募者の中から選抜されます。

ASEACCUとは?

ASEACCUとは東南?東アジアカトリック大学連盟の略称で、日本を含む11の国と地域にまたがる91のカトリック大学で構成されています。ASEACCU総会は毎年8月に、加盟大学で開催され、学生や教務職員が一堂に会します。総会では、新たな学術研究や、毎年のテーマに沿った論文発表、ワークショップ、パネルディスカッションが行われます。学生が大学の教職員と一緒に会議に参加するだけではなく、会議のパネルディスカッションや、行事に深く関わっていることが特徴です。

今年のテーマ

国際会議のテーマは毎年異なります。今年のテーマは、「What makes a Catholic University Catholic?(カトリック大学らしさとは?)」でした。カトリック大学はカトリック信者の学生だけではなく、宗教的信仰を持たない人々も歓迎する場所であり、愛と思いやりに基づいた倫理的価値を重視する所であると再認識する機会となりました。

アボリジニ文化の体験

今回のASEACCU総会では、オーストラリアの文化にも触れることができました。
参加者たちは、伝統的なアボリジニの儀式「煙の式」で、歓迎を受けました。
ワークショップでは、オーストラリアの先住民アボリジニの文化を学ぶことができました。学生たちは、アボリジニが使用する模様が持つ意味を学び、石に自分で模様を描く体験をしました。教職員は、ニューサウスウェールズ州立美術館にて、アボリジニの樹皮画や点描画を鑑賞しました。

ミサに参加

メアリー?マッキロップ記念礼拝堂と、市内にあるセントメアリー大聖堂の地下礼拝堂で行われたミサに参加しました。荘厳な教会に、とても綺麗な聖歌隊の歌が響いていました。

ASEACCU総会に参加した学生からは、「お互いの国についての理解を深めるきっかけになった」という感想がありました。来年のASEACCUは、台湾の静宜大学で大会が開催されます。

この記事を書いた人
国際交流センター

清泉女子大学の国際交流活動を推進するセンターです。