IAMAS

綜合学C(文化資源学特論)

 芸術においてメディアを選び、使って表現することは、作り手の思想や態度を示すと言えるでしょう。現代では表現の手段とそれを伝える場との関係は個別化?多様化しつつも密接に関わっており、それらを支えるメディア技術はグローバル資本主義下の監視や検閲、規格化?均質化と無縁ではありません。選択的にメディアを用いて社会との接点を切り結ぶ芸術表現のありようは、人類学的な観点からも注目されます。研究や展示におけるアーカイブ資料の活用事例のほか、作家による二次創作、展示計画などを通じて、メディア表現研究のコンテクスト=歴史観を構築する手がかりとし、修士研究の基盤となる思考を身につけて欲しいと考えています。

講義形態

講義、ディスカッション

講義計画?項目

第1回 4/14(水)5限 ガイダンス(伊村)

第2回 4/23(金)3限 ”リサーチする”―現代世界に入りこむ方法としてのフィールドワーク(2.1)(佐藤)

第3回 4/23(金)4限 ”伝達のしかたをつくりなおす”―メディオロジーと”伝達のしかたをつくりなおす”―メディオロジーとコミュニティ?アーカイブ(佐藤)

第4回 4/30(金)4限 つくる人、すむ人、みる人でつくるコミュニティ?アーカイブ<坂倉準三建築編>(伊村)

第5回 4/30(金)5限 アーカイブの活用と二次創作—養老天命反転AR(伊村)

第6回5/6(木)1限 ユーザー?マインドの建築アーカイブ:日常の建築を実感することとアーカイブ(渡部)

第7回5/6(木)2限 残すことと残ること/メディアとドキュメンテーション (ビデオインフォメーションセンター(VIC)の身振り)+ドキュメントと作品(安齊重男の仕事)(渡部)

第8回 5/7(金)1限 ディスカッション(佐藤、渡部、伊村)

第9回 5/7(金)2限 学生によるプレゼンテーション

第10回 5/14(金)4限 創造の生態学―文化的共通資本とn次創作(佐藤)

第11回 5/14(金)5限 創造のためのアーカイブ―アーティストによる記録(佐藤)

第12回 6/1(火)3限 「Artist Voice I: 河口龍夫」展の現場から(渡部)

第13回 6/1(火)4限 2つの大山エンリコイサム作品をめぐって(渡部)

第14回 6/4(金)4限 メディアアートのアーカイブ(伊村)

第15回 6/4(金)5限 ディスカッション(伊村)

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